2015-09-15

あぶり椎茸の清汁

秋になった。きのこが美味しい。
美味しいきのこ、と言ったら何かな。人によっていろんなものが挙がりそうだな。

マイベストきのこは、椎茸を七輪で(うちは七輪ないのでガスコンロで)あぶって、軽く焦げ目がついて香りがパァ~~と高くなったやつを、薄く切って、清汁に入れたもの。
椎茸以外の具は、香りがケンカしないものがいいんじゃないかな。あっさりめの味わいの具のほうが良さそうだな。
ということで、豆腐とか。溶き卵とか。青菜とか。青葱ちょっと散らしたり。

秋の香りを飲む。

2015-07-17

復讐の連鎖が当たり前になっていないか

「やられたらやり返せ!」「殴られたら殴り返せ!」となってる世間と政府の空気がイヤだ。
そういうのを復讐の連鎖と言うのだ、それはどこかで止めなければならない。と20世紀に学んだのではなかったか、わたしたちは。

「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」
この言葉を嘲笑する人が圧倒的に多いだろうと思われる今の日本。

戦争に向かう社会は、この言葉をゴミ箱に放り込んでから出発するんだ。

2015-05-28

とめはねっ13 / 河合克敏

明日が第14巻の発売日。その第14巻が最終巻のようだ。
第13巻を上回る感動をもたらしてくれるだろうか。

衝撃があった。第13巻後半に現れた見開きのページ。
ページをめくった瞬間に、そこに現れたものが何なのかわからないけど物凄いものだ、ということだけわかった。
知らなかった、そのような書が存在していたこと。

その書の存在を教えてくれたこと、
その書を小さな本の中の印刷とはいえ見せてくれたこと、
それをあの物語の中で、主人公との大きな関わりで見せてくれたこと。
いつかあの書の本物に会いに行きたいと思った。
「とめはねっ」という作品に感謝している。

明日発売の最終巻がみごとな結末でありますように。

2015-03-31

誰が

数時間前にTwitterで流れてきた画像。
BBC NEWS JAPANのツイート。



日本にいるほとんどの幼い子は、カメラを向けられたら笑うことをまず教わるはずだ。
ずばり「笑って」と言われることもあれば、笑顔になるような楽しいことを話しかけられることもあるだろう。
それで、恥ずかしがりながら人見知りしながら、カメラを向けられたら笑顔になることを覚えていく。

このシリアの子に、カメラを向けられたら命を守るためにまず両手を上げるんだよと教えたのは、誰なんだ。
わたしたちだ。
この子を武器に囲まれた状況から助け出せない、世界中のわたしたちだ。

2015-02-01

花が咲いていますように

この数日、胸に重い出来事が続いている。
嘘であってほしいと願い、どこかに突破口があるはずと願い、嘘であってほしいと願い。受け止めづらいほど重い出来事が続いている。

テレビを見ていない。今日のニュースはネット上で知った。映像は見ていない。テキストだけ。

Twitter上では何人もの人々が、出来事の衝撃を受け止めかねて
「テレビを消した」
「しばらく他のことをして気持ちを落ちつけよう」
「いったんニュースから自分を遮断するのはアリだと思う」
等、呟いていた。
そうだ、それはアリだ。

あまりに辛いことに直面させられた時、自分の心が壊れないためにその事からしばらく目をそらす。他の事を考える。
それは大切なことだ。そうやって傷つきやすい心を守るのは必要なことだ。
自分もそうした。

かわいらしい動物の画像を見て笑った。
誰かの他愛ないエピソードを読んで笑った。
テレビドラマを見てその世界へ想いを馳せた。

そうしたら考えてしまった。

地球上にはいくつも紛争地がある。内戦している地域もある。
そこには子どもたちもいる。
心がとても柔らかく、毎日が新しい冒険であるはずの子どもたち。
その子どもたちは、日々、無残な光景に直面させられていて……いったんその光景から自分を遮断する時間は、あるのか?
そういう時間を持てるって、えらく贅沢なことじゃないか?

そんな贅沢を許されない子どもは(大人も)世界中にどれくらいいるだろう。

爆音の無い、優しい風の音が聞こえる時間がありますように。
子どもたちが目を向けた先に小さな花が咲いていますように。
夜は輝く星座がふしぎな物語を描いて見せてくれますように。