という言葉から想像される世界とは、なんか違う世界がページから現れてくる。
幼いお姫様が主人公、というのは間違ってない。ほのぼのテイストも間違ってない。
しかし上記の言葉からは、シイちゃんの図太さと根性と小ズルさと愛らしさは見えないのだ。
シイちゃんはえらい。いずれは女王さまを継いで国を治める自分である、ということを理解していて、曲がりなりにもノブレス・オブリージを意識している。たまに。
シイちゃんは元気いっぱいだ。好奇心旺盛だ。それで困ったことが起きたりする。母の女王さまからおしりペンペンの罰を受けたりする。
泣いて謝るシイちゃん。しかしあまり反省しているようには見えない。というか反省しているとすれば「次はもっと上手くやったらあ」ということだろう。そのタフさが心強い。そして愛らしい。行けシイちゃん!
残念なのは、絶版であることと、コミックス未収録作品があるらしいこと。